2015年11月3日のアーカイブ

アメリカンな新型「NSX」

10月30日から一般公開された「東京モーターショー2015」で、ホンダの新型「NSX」が日本初公開されました。

初代の「NSX」は、バブル景気絶頂期の1990年に発売され、世界初の「オールアルミモノコック・ボディー」が話題になりました。
エンジンは3000ccのV6で280ps、価格は800万円でした。
今思い出してみると、いかにも日本人が作ったスポーツカーだと思います。

新型「NSX」は、アメリカで開発され、また製造もアメリカだそうです。
エンジンは3500ccのV6ツインターボ+3モーターで四輪駆動です。
ボディには、アルミニウム、超高張力鋼板、カーボン等が使用され、価格は約15万ドル(日本円で約1800万円)とスーパーな車です。

おそらく、素晴らしく速く、乗り心地も良く、燃費も良い車だと思います。
しかし、アメリカ市場を重視しているのか、アメリカンな感じがします。
日本のホンダファンが望んでいるホンダの「R」のイメージとは何か異なっていると思います。

当初は、2010年に登場する予定だった新型「NSX」は、、2008年の世界的な金融危機で開発中止になったと言われています。
この時に開発されていた幻の新型「NSX」も、一度は見てみたいですね。


投稿者:Tetsu

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