新型ミラージュに試乗
最近、コンパクトな新型車の試乗にはまっています。
先日、三菱自動車にミラージュを見に行き、また試乗することもできました。
スタイリングは、全体的なフォルム(特にリア)はトヨタのヴィッツに似ていると感じました。(ハッキリ言うと、没個性的)
試乗するために、早速運転席に乗り込み、車内を見回してみると、「う~ん、最近の軽自動車と変わらない質感…。」と感じてしまいました。
エンジンを始動させスタートすると、若干低音気味の排気音が聞こえます。
ミラージュのエンジンは、三気筒の1000cccですが、私のムーヴよりかは三気筒であることを感じさせず、ストレス無く加速していきます。
しかしパワフルではなく、過不足無い加速感です。
エンジンの最高出力は、たった69psですが、車重が870kgと軽自動車並みです。
さらに、主力車種の価格は1,188,000円です。
ミラージュを簡単に説明すると、「軽自動車並みに、安く軽く作った普通車。」と感じてしまいました。
安いことや軽いことは良いのですが、所有感だとか楽しさが感じられません。
ユニクロの様に「安くても機能的でカッコイイ」ではないのです。
私の悪い予感では、1年後にはたたき売りが始まり、記憶から無くなってしまう車のような気が…。
ランエボとかi(アイ)など、素晴らしい車を開発できるメーカーなのに残念です。
これも、間違ったマーケティングの結果生まれた車でしょうか。
かつては最高品質の日本車なのに、コストダウンのためか海外勢に負けているような気がします。
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投稿者:Tetsu
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2012年10月12日 | コメント/トラックバック(2) | トラックバックURL |
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コメント
Tetsuさん、しばらくぶりです。
これは、マーケティングの間違え、というより、企業方針の間違えではないでしょうか。三菱だけでなく、マーチも同様ですが、こうした低価格車は新興国で生産せざるをえなくなり、産業の空洞化、雇用流出、技術の継承等多くの問題を孕んでいますよね。日本車として売るなら、ワークシェアしながら(雇用維持)、UP!のように150万円でも買いたくなるような小型車にして欲しいです。価格勝負なら新興国に負け、品質など付加価値ではドイツに負け、では、日本車を選ぶ意味が無くなってしまいますよね。日本車はドイツ超えを目差すべきではないでしょうか?とか、言うのは簡単ですけど。
ぶたうまさん、おはようございます。
> 日本車はドイツ超えを目差すべきではないでしょうか?
そうですよね。
低価格の製品を目指していたら、今のパソコン、家電、半導体の不振と同じになってしまいます。
高価でも性能・品質・ブランド力・独自性が高いので購入したいと思う車作をして欲しいものです。