レガシィ コンセプト デトロイトモーターショー2009
2009年1月11日~1月25日まで開催されるデトロイトショーで、「レガシィ・コンセプト」が出展されました。
気になるサイズですが、かなり大きくなっています。
ボディサイズは、全長×全幅×全高=4795mm×1820mm×1500mm、ホイールベース=2750mm。
エンジンは3.6リッター水平対向6気筒、駆動方式は4WD、タイヤサイズ=225/45R19。
上記スペックはセダン(B4)ですので、人気のあるワゴンタイプですと、おそらく車重は50kg程度増加すると思います。
となると、次期レガシィ・ワゴンの車重は1,600kg近くになる可能性があります。
スバルとしては、レガシィの43%がアメリカで販売しているので、「レガシィを1つ上のクラスに持ち上げるために大型化したのではなく、 グローバルスタンダードとしてのミッドサイズセダンとして作り込みたかったから」と説明していますが、言い換えればアコードやカムリ等のクラスのサイズが、欲しかったのではないかと思います。
エンジンは3.6リッターの水平対向6気筒エンジン。
おそらく国内では、人気の2.0リッターの水平対向4気筒ターボも登場すると思いますが、軽く1クラス以上サイズが大きくなったことが大変気になります。
足回りなどについては公表されていませんが、インプレッサ・フォレスター・エクシーガの導入している「SIシャーシ」となるので、リアサスペンションはマルチリンクからダブルウィッシュボーンに変更されるでしょう。
初代から4代目のレガシィは、3回のモデルチェンジでも、サイズはあまり大きくなっていません。
しかし次期レガシィでは、一気にサイズアップされるようです。
日産のスカイラインが、アメリカを向いてしまったように、レガシィも同じ方向を向いてしまったような気がします。
アメリカをはじめ海外での不況の中、今年発売されるレガシィがどのくらい売れるか心配です。
私の予想では、国内はあまり販売数は見込めないと思います。
スバルさん、トヨタが「カルディナ」で勝つことができなかった、素晴らしい「レガシィ」を開発・製造する能力があるメーカーなので、レガシィの名が無くなるようなことはしないでくださいね。
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2009年1月18日|
カテゴリー:レガシィ情報