ピボット e-nenpi
コンパクト燃料計e-nenpi
e-driveの販売が好評のPIVOTから、待ちに待ったe-nenpiが発売されました。
e-driveは、車速センサーのみでエコ運転を促す装置でしたが、e-nenpiは車速センサーに加えてインジェクター信号から実際の燃費を表示することができる装置です。
最近の車では燃費計が標準装備されている車種もありますが、古い車や燃費計が装備されていない車をお持ちの方には、コンパクト&低価格な商品なので期待が持てる商品です。
同じような機能を持った商品として燃費マネージャーもありますが、サイズも大きくまた価格も高くなります。
実際の車への装着ですが、e-driveよりも少し敷居が高くなります。
と言うのは、インジェクター信号の取出しが、車速センサーに比べると難しいからです。
私のレガシィに装着しましたが、ECUユニットのコネクタから信号を取り出す必要があり、多少なりとも車いじりになれている必要があると思います。
商品内容
これだけの商品がパッケージの中に入っています。
取扱説明書
車種別の車速センサーとインジェクター信号の説明も付属しています。
e-nenpiを装着
e-driveと同一のケースを使用しているので、非常にコンパクトです。
e-nenpiのアップ画像
本当に小さいです。本体サイズ 20×60×50mm(奥行き)
燃費を表示させる
瞬間燃費、平均燃費、積算燃費などの表示が可能です。
アイドリング消費
面白い機能として、アイドリング時のガソリン消費量も表示できます。
e-nenpiを実際に使用しての印象
実際に使用しての印象ですが、e-driveと同じく2個のボタンのみでの操作となりますので、操作性は慣れるまで苦労します。
しかし一旦設定が完了すれば、普段使う機能は多くないと思いますので、大きなデメリットにはならないと思います。
私のレガシィには燃費計が標準装備されていますが、満タン法で計測した燃費と比較すると、5%~10%ほど甘めの表示となります。
なぜ甘めの表示となるのか、これはメーカーが意識して設定しているのか知りませんが、納得いかない部分です。
しかしe-nenpiですと、実際の満タン法で計測したデータと合わせて調整することができますので、精度の高い燃費を計測することができます。
しかしe-nenpiのメリットは、やはりコンパクトなサイズです。
車内色々なアクセサリーを装着して、それが目立つのを好む人であれば問題ないですが、やはりスマートに装着したい人も多いと思います。
その点e-nenpiは、大きなアドバンテージとなると思います。
惜しまれる点は、e-nenpiとe-driveの両方の機能が欲しい場合には、両方を装着する必要があることです。
せっかく車速センサーを取り込んでいるので、e-nenpiにe-driveの機能も実現して欲しいです。
でも両方の機能を詰め込むとなると、2個のボタンで行なう操作が、さらに複雑になるかもしれません。
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2007年11月18日|
カテゴリー:電子パーツ