コンクリートヒビ割れ修理の結果

3月に1年目の補修作業(外構編)で、北側テラスや南側の犬走りのヒビ割れの修理をして頂きました。

しばらく経って、北側テラスの補修跡を見てみると、ヒビの中にまた隙間ができています。

コンクリートヒビ割れ修理の結果

コンクリートヒビ割れ修理の結果

コンクリートヒビ割れ修理の結果

南側の犬走りの補修跡も同様です。

コンクリートヒビ割れ修理の結果

コンクリートヒビ割れ修理の結果

埋めたセメントを触ってみると、粉のようになって崩れます。

色々調べてみると、こちらが原因ではないかと思います。

サンホーム興業株式会社 セメントQ&A http://www.sunhome-ind.co.jp/catalog_question.html

【Q4】水で練ったモルタルやコンクリートは古いモルタルやコンクリートの上に塗っても同じ材質だからハガレない。
【A4】いいえ、セメントは水と反応して固まります。古いモルタル、コンクリートにそのまま塗りますとセメントが凝結反応に必要な水分を古い下地に吸収され、接着面が硬化不良となりハガレたり、ボロボロに落ちたりします。
【対策】塗る前に、モルタルやコンクリートにスポンジや噴霧器で充分に水を含ませてから塗って下さい。(セメント接着増強剤を塗っても良い。)

【Q5】塗ったモルタルが何日経っても表面が固まらず、手で擦るとボロボロ落ちて来るのはどうしてか?
【A5】Q4の場合は古いモルタル・コンクリートに水分を吸収され硬化不良を起こしましたが、この場合日当たりや風通しの良い場所で表面の水分が、セメントが硬化するまでに乾燥し、水分不足で硬化不良になったからです。
【対策】表面に、ビニールシート・紙などで覆いをして急激な乾燥を防ぐ。 (1~2日位)

想像するに、ヒビの隙間を埋めるために、柔らかい(水分が多め)のセメントをそのまま(元の古いコンクリートに水を含ませずに)ヒビに塗り込み、塗り込んだセメントは少量なので、古いコンクリートに水分が吸収され、凝結反応する前に乾燥して体積が小さくなり隙間が発生し、しかも固まらなかったと思います。

コンクリートのひび割れの補修に、簡単にセメントを埋めるだけでは補修が難しいので、以前紹介した「ひびうめーる」などの製品があるのではないでしょか。

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