フォルクスワーゲングループ「ランボルギーニ」「ベントレー」を売却?
フォルクスワーゲンは、排ガス不正問題から、「ランボルギーニ」または「ベントレー」を売却する可能性が出ていると報じられています。
排ガス不正問題を受けて、財務状況が悪化しているフォルクスワーゲングループ。同社が、傘下の高級車ブランドを売却する可能性が出てきた。
これは12月4日、『ロイター』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「フォルクスワーゲングループが巨額の借入金を返済できなければ、傘下のベントレーかランボルギーニを手放す可能性がある」と伝えている。
フォルクスワーゲングループに関しては、排ガス不正問題を受けて、大規模なリコール(回収・無償修理)を予定。さらに、各国当局から巨額の罰金が科せられる可能性もある。また、米国を中心に、フォルクスワーゲングループに対する集団訴訟も相次いでいる。
財務状況が悪化しているフォルクスワーゲングループ。同メディアによると、同社は最近、銀行13行から総額200億ユーロ(約2兆6000億円)を借入れ。期限の1年後に返済できなければ、ランボルギーニかベントレーを売却する可能性があるという。
ブランドの買収によって、グループを拡大してきたフォルクスワーゲン。その成長戦略が、排ガス不正という一大スキャンダルによって、大きな転機を迎えているようだ。
フォルクスワーゲン・ブランド部門に属するブランドは以下の4ブランド。
(1) フォルクスワーゲン乗用車部門 (独)
(2) シュコダ (チェコ)
(3) ベントレー (英)
(4) ブガッティ (仏)
アウディ・ブランド部門に属するブランドは以下の3ブランド。
(1) アウディ (ドイツ)
(2) セアト (スペイン)
(3) ランボルギーニ (イタリア)
庶民の私たちには「ランボルギーニ」や「ベントレー」を購入することはないと思いますが、「フォルクスワーゲン」や「アウディ」さらに売却される「ランボルギーニ」「ベントレー」の将来については、少し不安な感じもします。
投稿者:Tetsu
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2015年12月12日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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またも排ガスのニュース
数日前の新聞なのですが、大きく出ていました。
問題になった排ガス規制の件でしたが、大きな排気量のエンジンでも不正があったということです。新たに不正を指摘されたのは2014~16年型の「ポルシェ・カイエン」「アウディ・A8」「フォルクスワーゲン・トゥアレグ」など。少なくとも1万台が影響を受けるということです。
もちろん、フォルクスワーゲン側は否定しているということですけど。
根が深いですね…。
投稿者:yuko
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2015年11月7日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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米国フォルクスワーゲン、新車購入で約24万円のキャッシュバック!
米国のフォルクスワーゲンでは、新車に買い替える既存の顧客に対して約24万円のキャッシュバックを行なっているようです。
フォルクスワーゲン、米国で新車に買い替える既存の顧客に対して約24万円をキャッシュバック
排ガス不正問題により顧客基盤の多くを失いつつあるフォルクスワーゲン(VW)だが、同社は顧客が他社メーカーに流れていくのを黙って見ているだけではないらしい。
VWは顧客に対し、引き続き同社のクルマを購入するよう高額のキャッシュバックを提供し始めているようだ。
米国の既存の顧客に向けたこの販売促進策は、VWのガソリン車やハイブリット車を新車で購入またはリースした場合、2,000ドル(約24万円)の補助金を支払うもので、その他のキャンペーンとも併用ができるという(従業員割引やフリート販売は対象外)。
VWは既に「パサート」や「トゥアレグ」、「CC」、「Eos」の購入に対して2,000ドル(約24万円)から4,000ドル(約48万円)の値引きを提供している。
三菱自動車のリコール隠しと同じではありませんが、フォルクスワーゲンにとって信頼を取り戻すのは大変なことだと思います。
フォルクスワーゲンユーザーだけでなく、全世界の消費者の信頼を取り戻さないと、フォルクスワーゲンのブランド価値は相当落ちてしまうかも知れません。
しかし、このような時こそメーカーの素晴らしい対応を見せると、逆に信頼を上げることができるのではと思っていますので、対応に期待しています。
投稿者:Tetsu
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2015年10月15日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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