19インチ鍛造アルミホイール
17インチから19インチへ2インチアップ!
レガシィを購入するとき、普通のGTにするかGT spec-Bにするか少し悩みましたが、当時のカー雑誌の評価では、18インチの評価があまり良くなく、また車重が20kg増加するので普通のGTにしました。
純正のアルミホイールも嫌いでは無いのですが、少しでも燃費や運動性能を向上させるために、軽量ホイールを購入して、納車前に装着しました。
購入したホイールは、17インチのダンロップのDIREZZA RSCSIZE:17×7JJで、価格も安くてカタログスペックでは約6.5kgで、鍛造に匹敵する軽量ホイールでした。(ちなみに、純正の17インチホイールは確か8kg後半です)
納車時に装着してもらったので、ホイール軽量化のメリットを感じることはありませんでしたが、同じホイールを装着している車も少なく、お気に入りの一つでした。
レガシィを購入して2年ほど経過し、街中でも18インチホイールを装着した車も見かけるようになり、純正でも18インチホイール装着の車も多くなりました。
そこで、ドレスアップをかねて18インチのインチアップに目覚めてしまいました。
インチアップするとホイールとタイヤの重量が増加し、燃費が悪くなることは常識的に知られています。
軽量な18インチホイールを探すと、鍛造ホイールのレイズやプロドライブ、あるいはBBSなどが有名です。
レガシィの専門誌を読んでいると、上記鍛造ホイールよりも軽量な、鍛造ホイールを見つけました。
株式会社アイジャックのサザンウェイのアクテックRF38です。
なんと、18インチでわずか6.48kgです。デザイン的にも、私の好みのスポークです。
レガシィ専用のサイズもあり、サザンウェイ アクテックの18インチホイールを決めようと思っていたら、19インチもラインアップされており、19インチでも重量はわずか6.90kgです。
18インチにするか19インチにするかかなり悩みましたが、あとで後悔してもまずいので、思い切って19インチを選択しました。
ホイールが決まったらタイヤ選びです。
純正が215/45-17なので、直径をあわせるとなると215/35-19となります。
少し直径が大きくなっても構わないのであれば、225/35-19の選択肢もあります。
色々考えた結果、タイヤのグリップには不満が無いので、タイヤの重量や転がり抵抗が増えないように、215/35-19のサイズに決めました。
しかし、215/35-19のサイズのタイヤの選択肢は非常に少なく、タイヤ選びには悩みました。
以前、燃費情報交換室の投稿の中で、ピレリ社のタイヤが軽いとの情報からピレリのDRAGONに決定しました。
このDRAGONはサイズも豊富で、ある雑誌では乗り心地も良く、尖った部分が無いバランスの良いタイヤとの記事が掲載されていました。
さらに、せっかく軽量ホイールを装着するのだから、ナットも軽量ナットを捜しました。
高価なホイールとタイヤですので、ロックナットも必要だと思い探し当てたナットが、ロンシャンの超軽量ジュラルミンナットです。色は黒色で、19mmのサイズです。
今まで使用していた17mmの貫通ナット 5個の重量を計測してみると180gでした。
今回使用する軽量ナット4個+ロックナットの重量は、90gです。
タイヤ1本当たり90g。タイヤは4セットありますから、合計360gの軽量化です。
実際に軽量ナットを手に持ってみると、プラスチックでもできているような軽さです。
アクテック RF38 ホイール
タイヤを組む前のホイール単体の姿です。
持ってみると、本当に軽い(6.90kg)のがわかります。
ロンシャンの超軽量ジュラルミンナット
こちらも本当に軽いです。
大切なホイールなので、同じく軽量なロックナットも使用しました。
17インチと19インチの比較
前に17インチがあるので、17インチが大きく見えますが、実際に見ると19インチの大きさが良くわかります。
ホイールのアップ画像
2インチアップですから、直径は約5cmアップです。
タイヤのサイドが薄いのが良くわかると思います。
装着後の愛車レガシィ
斜め前から撮影しました。
シンプルなスポークがお気に入りです。
19インチ装着のサイドビュー
サイドから見ると、ホイールの大径が良くわかります。
この画像は、私のお気に入りです。
タイヤのサイズは19インチで215/35 ZR 19
燃費の低下や、転がり抵抗の増加を抑えるために、
あえてタイヤ幅は純正と同一としました。
計算上の直径は、ごくわずかですが大きくなっています。
DRAGONのトレッドパターン
トータルバランスを考えたタイヤですので、スポーティーなパターンとは異なります。
昔シティに履いていた、ADVANのType-Eを思い出します。
ついに19インチ装着の日が!
ついに19インチのホイール装着の日が来ました。
せっかくですから、19インチホイールの重量をヘルスメータで計測すると、7.0kgの表示となりました。
使ったヘルスメータの表示精度が200gですので、カタログスペックの重量が6.90kgなので、カタログ通りの重量であることがわかります。
ピレリのタイヤが組み込まれた状態での重量を計測すると、同じヘルスメーター16.4kgでした。
外した17インチのホイールの重量を計測すると、何と17.0kgで今回装着する19インチより600gも重たいことがわかりました。
17インチのホイールは、おそらく純正より2kg前後軽いホイールなのに、2インチアップの19インチの方が軽いとは、本当にビックリしました。
当然17インチのタイヤは、ある程度磨耗していますから、当初の重量より軽くなっているはずです。
なぜ2インチアップの19インチで、17インチより軽くなったのか、素人なりに考えてみました。
ホイールの重量は、通常では2インチアップすると、最低でも2kg前後は増加するが、今回は鍛造の超軽量ホイールを選択し、ホイール重量の増加がわずかになるようにした。
タイヤも軽量と言われるピレリ社のタイヤを選択した。しかも、タイヤ幅をアップしなかったので、結果的には17インチタイヤより19インチタイヤの方が軽量となり、ホイールとタイヤのトータル重量も軽量化されました。
装着しての乗り心地ですが、35%扁平なので空気圧を3.0kg/cm2と、かなり高めに入れいます。
また、空気圧が減るのを少しでも防ぐために、窒素をいれました。
乗り心地ですが、路面がスムーズな道路を走るケースですと、以前より静かでスムーズに走行でき、乗り心地は上々です。
荒れた道や段差のある場所ですと、タイヤの扁平率が45%から35%になったことにより、多少ダイレクトなショックを感じることがありますが、足回りの重量増加によるバタバタ感はありません。(軽量化されているので当然ですが)
ドレスアップに関しては、画像を見て頂ければわかると思いますが、わかる人が見るとビックサイズの19インチホイールだと言うことがわかります。
このホイールは軽量化を最優先でデザインされていますので、ホイールサイズが大きく見えるようなスポークをリムまで伸ばしたデザインではありませんが、やはり19インチの迫力と細いスポークによるスマートさの両方を感じるデザインとなっています。
燃費に関してはまだ走行距離が少なく、また冬から春に変わる季節なので、正確なデータは出ていません。
しかし、ホイール+アルミの重量が軽量化されており、またタイヤ幅を広くしていないので、燃費に関するデメリットは無いと考えます。
何度も説明しますが、軽量なホイールと適切なタイヤサイズを選択すると、インチアップしても軽量化が可能です。
今まで「インチアップ=燃費悪化」と考えられてた方は、再度軽量なアルミホイールを検討されてはいかがでしょうか。
<PS>
レガシィに19インチホイール&タイヤ、本当にカッコイイですよ。お勧めです!
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2007年4月29日|
カテゴリー:足回り