ブロック塀の建築基準法について
大阪北部地震において、ブロック塀が倒壊し、通学中の女児が死亡する痛ましい事故がありました。
旧家の我が家でも、同じような危険なブロック塀で、高さは1.5メートルぐらいはあったでしょうか。(Googleストリートビューから引用)
その点、現在の我が家のブロック塀は低く、上部はアルミのフェンスなので、危険度は少なくなっています。
建築基準法ではブロック塀について、こんな基準となっているようです。
- 高さは、2.2メートル以下とすること。
- 塀の厚さは、高さ2メートル以下の塀は10センチ、それを超える場合は15センチ以上とすること。
- 塀のてっぺんと基礎には横方向に、塀の端やかどには縦方向に、それぞれ直径9ミリ以上の鉄筋を配置すること。
- 塀の中には、直径9ミリ以上の鉄筋を縦横に80センチ以下の間隔で配置すること。
- 高さが1.2メートルを超える塀は、長さ3.4メートル以下ごとに、塀の支えとなる「控え壁」を設置すること。
- 控え壁は、直径9ミリ以上の鉄筋を配置し、基礎の部分は壁面から高さの5分の1以上突出したものを設けること。
- 鉄筋の末端は、かぎ状に折り曲げて、縦筋は塀のてっぺんと基礎の横筋に、横筋はこれらの縦筋に、それぞれかぎ掛けして定着すること。
- 高さが1.2メートルを超える塀は、基礎の丈は、35センチ以上とし、根入れの深さは30センチ以上とすること。
ふと玄関を見てみると、玄関の前にブロック塀があることに気が付きました。
内側から見るとこんな感じです。
心配なので高さを計測してみると、1.18メートルで1.2メートル以下です。
さすが加度商さん、建築基準法が考慮されているようで、安心しました。
しかし、我が家の周りを見回してみると、危険なブロック塀が多く残されています。
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